生産者 豊永 佐代子さん

豊永さんの圃場や田んぼは、熊本県人吉市あさぎり町の、標高1400mの白髪岳の中腹にあります。

山地から流れる川の山水が豊富でこの辺り一帯は良質な水に恵まれた古くからの米どころです。

実際に川から引き込んでいる水路の水を手で触ってみると真夏なのに手がキーンと凍るような冷たさに驚きました。

この豊富な水と、日中と朝晩の温度差がお米や野菜を美味しく育てます。

豊永さんは息子さんと共に本当に安心して食べられるものを作りたいとの信念より、有機農法を経て、無農薬無肥料での栽培を30年以上続けられています。

作物はオクラやミョウガなどの野菜の他、お米、落花生、小豆など、幅広く作られています。

夏場訪問した際は、収穫したばかりのオクラの選別をされていましたが、少しでも曲がったり、傷が入っているものは出荷できないと豊永さんの品質管理はとても驚かされました。通常であれば出荷してもおかしくないくらいのオクラもお客様に喜んで頂きたいとの思いで、選別が厳しくなるそうです。

冬場の黒小豆の選別も伺いました。

豊永さんの自然栽培黒小豆は、収穫→脱穀→選別→天日乾燥など全て全て手作業で行われ、収穫から3~4週間程かけ出荷されます。

選別前の黒小豆です。「とうみ」といった道具や水の力を利用しある程度選別し、最後は手作業で選別されています。

 

手間暇かけてくださることで、豊永さんの作物は、本当にどれも美しく、そして何より美味しいことを実感します。