生産者名 大森 博 さん

生産地
熊本県南阿蘇村
生産品目

s-大森さん自然栽培との出会い

熊本県南阿蘇村で自然栽培に2012年から取り組まれています。

元々農家ではなく、親御さんは学校の先生をされていました。大森さんが小さい時に、ご両親が無農薬で家庭菜園をされており一緒に収穫をした時が、一番最初の出会いですね。と笑いながら話されていました。

 

18歳の時にサーフィンに出会います。サーフィンは現在もされる程大好きで、27年続けてこられています。今では、とても穏やかで笑顔が素敵な大森さんですが、昔はやんちゃだったそうです。煙草を吸うようになって、平気で吸殻をポイ捨てしていた時、サーフィンの先輩から、「自分1人くらいと思ってやってるかもしれないが、それが10人・100人・1000人となっていったらどうなると思う?」と言われ、自然と寄り添うナチュラルライフに気づいたそうです。

 

そして、しばらくは雑貨屋さんを営んで生活をされていました。海外から輸入したものを扱っており、時には海外まで足を運んで仕入れたりしていた中、ふと今の仕事に違和感を覚えるようになったと言います。「仕入れて、販売する。そして利益を上げる。当たり前なんですけど自分にとってそれだけでいいのかな。と考えるようになった。」と話されます。

 

違和感を覚えたまま雑貨屋さんを辞められ、辞めた後はサーフィンに没頭。

合間でお金を稼ぐような生活をする中で、そろそろ仕事をしようと思うようになり、自分で「ものづくり」をしたいという思いが強くあったため

思い切って、熊本にある「熊本有機農業研究会」の研修生として、農業を学ぶことになりました。そこで1年間有機農業を学び、美里町で農業を始められます。

「自分が農業を学んだときはまだ震災前で、農業を志す人が少なく、同じ研修生が8人程しかいなかったのでこんなに少ないのかぁ」と驚かれたそうです。

 

そしていざ農業を始めるとき、なにを作ろうかと悩んだそうです。「やっぱり自分が一番好きなものじゃないと続かないと思い、スイカかなぁ、イチゴかなぁ、それともメロンかなぁとたくさん考えました。でもやっぱり自分が一番好きだったのは「お米」だったんです。」

お米は、新規就農者の方はなかなか取り組まれない作物の一つなんですが大森さんは一番好きだ!という理由で、お米を始めることになりました。

 

農業を始め最初の1~2年目は、販売先が少なくとても大変だったそうです。

「昔のサーファーの知り合いや友達が買ってくれて支えてもらっていました。今でも頭が上がらず、電話一本お米が欲しいと言われたら、すぐに持っていきます。」と笑って話されました。

 

美里町を離れ、南阿蘇村で農業をスタートされます。

ある日、農作業をしていると知らない女性から「どこからきたの?」と話しかけられます。

その女性が、大森さんが自然栽培と出会うきっかけとなった「高島 和子さん」です。同じ南阿蘇村で、自然栽培で活躍されている生産者の方で、大森さんがとても尊敬し、信頼されている事が話しの中から伝わってきました。

 

その時は有機農業しかやり方を知らず、高島さんから教えていただいた「自然栽培」のやり方に驚かれたそうです。そして、自然栽培のやり方はもちろん、高島和子さんの考え方がとても腑に落ちて心からこれがやりたかったんだ。と思えたと話されました。

 

この出会いから、大森さんの自然栽培の道が始まります。

 

大森さんは南阿蘇にきて3年目。高島和子さんの農業グループにも入られています。周りのベテラン農家の方からみるとまだまだ新米の方になりますが、まわりのベテラン農家さんと切磋琢磨しながら、日々進化をしておられます。

 

大森さんの座右の銘は「Go for it」~行くなら行け~

「自然栽培を始めたなら、中途半端はやりたくない。やるなら本物の自然栽培を追い求めて行きたい。田んぼにゴミが落ちていたら、絶対取り除く。消費者の方に嘘はつけないし、つきたくない。自分たちのお米は他のお米(有機・慣行)よりも価格が高く扱ってもらっているので、高いお金を払っている消費者の方をガッカリさせるようなことは絶対してはいけないと思います。」と話す大森さんの熱い気持ちが伝わってきました。

 

自然栽培に本気で真正面から向き合う大森さん。

本物のお米の味・本当の安心を求めてこれからも、自然栽培の農業に取り組まれて行かれます。大森さんの「自分が農家であること」への意識の高さには、学ばせてもらうことばかりでした。

 

進化を続ける大森 博さんの活躍がとても楽しみです。

s-大森さん ②

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