福岡県朝倉の地で、自然栽培に取り組む松本一宏さん
福岡市の南東に位置する朝倉市、この地で代々農家を営む松本一宏さん。
慣行栽培、有機無農薬栽培を経て、2007年から自然栽培を行っています。
九州の地では大変難しいとされる自然栽培ササニシキ米をはじめ、ジャガイモ、ナス、ピーマンなどの畑作にも精力的に取り組まれています。
皮ごと美味しい松本さんの自然栽培じゃが芋
そんな、松本さんの自然栽培じゃが芋がいよいよ入荷しました。
松本さんの自然栽培じゃが芋は、一切の農薬・肥料を使用していません。
種芋も毎年自家採種を続けられ、種からこだわっています。
お料理に使う際は、皮ごと丸ごと安心してお使いいただけます。
農薬・肥料に頼らない自然栽培でお野菜を作るには、何よりも「土づくり」が大切です。
松本さんは、自然栽培全国普及会九州支部のリーダーの一人として、毎年土づくりの方法論を研鑽されてきました。
松本さんの畑の土は、ふかふかと柔らかく、仄かな温かみを感じます。
この「柔らかくて水はけ・水持ちがいい土」が、美味しい自然栽培のじゃが芋を作るのです。
ずしっと重たく、ぎっしり詰まっています。
農薬・肥料に一切頼らずに育った松本さんの自然栽培じゃが芋は、細胞一つ一つがとても緻密で、持った瞬間にズシリとした重さを感じます。
また、切り口が非常に鮮やかであり、瑞々しく、そして時間が経っても劣化しにくいです。
そして、食べた時に爽やかな甘みと、奥深いうま味を感じます。
余分なものが入っていないので、「自然栽培の野菜は雑味がない」といわれることもあります。
松本さんは、自然栽培の技術論だけでなく、自然栽培的な生き方を自ら実践されています。
「表面的な方法論・技術論だけでは、自然と調和した自然栽培はできない。自らが自然と調和した生き方を送り、心技一体となることが大切」と、常日ごろ熱く語られます。
そして、どこまでも謙虚。
九州では、稲作・畑作ともに自然栽培で結果をだされているにも関わらず、「自然栽培において、まだまだ未熟です」と常に謙遜されるます。
その情熱的で謙虚な姿勢に、ピュアリィスタッフはいつも勉強させていただいております。
松本さんの情熱がたくさん詰まった自然栽培じゃが芋。
ぜひ、一度食べてみてください。
きっと、今までにない美味しさを感じていただけます。