熊本県玉東町西田果樹園さん桃園訪問

5月14日(木)

ピュアリィ宅配の井上です。

熊本市より30分程のところにある玉東町の西田果樹園さんの桃園を見学させていただきました。

毎年6月中旬ごろに販売しております桃(はなよめ)を見させていただきました。

昨年お伺いした際はあいにくの雨でしたが、今日は雲一つない天気に恵まれ、桃園に入った瞬間に心地よい風と青々と茂る桃の葉っぱと、西田さんが従業員と言われる青々とした草たちが心地よくなびいていました。

とにかく西田果樹園に入ると景色や空気が気持ちよく最高の空間です。

昨日一次摘果作業が終わったとのことでした。ちょうど1ヶ月後辺りから収穫が始まるということで、より強い個体を残すために摘果を行われています。6月に入ると袋掛けの作業と共に最終摘果をされます。最終摘果では30枚程の葉っぱの数に対して2~3玉を残されます。一般的な桃の摘果は30枚程の葉っぱに対して1玉を残し収穫する玉を大きくしています。

より自然界に近い環境で育てること大切にされている西田さんは人間都合で摘果し大きく育つ桃より、無理なく育つ桃は少し小ぶりですが本来の桃の姿なのだと言われます。

桃は元々、樹自体があまり強くなく、病虫害の被害を受けやすい果樹と言われます。
そのため、他の果樹以上に農薬・肥料の使用が多いのが特徴です。
その代わりに、にしだ果樹園で活躍するのが自然に暮らす”昆虫たち”と”草たち”です。
「私の果樹園では、農薬を使わない分、多様な生物が暮らしています。例えば、今生まれたばかりの蜘蛛の子供たちは、桃に被害を与えるダニなどの虫を捕食してくれます。」
慣行栽培の世界では、「虫=害を与える害虫」として農薬を使って徹底的に駆除をします。
しかし、西田さんは「虫はにしだ果樹園の従業員」という表現をし、虫たちが住みやすい環境を整えるために自然と調和した果樹園作りをされています。通常雑草は余計なものとして捉え除草剤などで枯らせたり、全ての雑草を刈り取ってしまいますが、西田果樹園は樹の周り2m四方の草と果樹園全ての草を刈らずに雑草を残しそこに昆虫たちが集まってきます。

まさに自然と共生し果樹作りをされています。

※昨年のキウイ園の写真です。このように雑草を残されています。

西田さんは作業をする上で多様性を重要視すると同時に、月の満ち欠けを栽培に取り入れた“月読み栽培”を実践されています。

月の満ち欠けによって引力や重力は変化し、あらゆる生き物に影響を与えます。それは植物も同じで、果樹や果実の水分や栄養分が移動すると言われます。
「満月期での収穫は果実に水分が集まり、フレッシュで香りと風味が強くなり、新月期での収穫は保存性の高い果物になるんです」と、西田さん。果樹や果実の自然なサイクルをとても大切にされています。

6月中旬から下旬の短い期間のみ、収穫・出荷となります。
「はなよめ」の名前は、「花嫁さんのようにうっすらと頬をピンク色に染めたている様子」に由来します。
桃の中でも早生品種でやや小ぶりですが、食べてみるとほんのり甘く、この時まで一生懸命にたくわえていた果汁が口いっぱいに広がり、とっても幸せな気持ちになります。

今年は例年よりも実の付きも良く収穫量も安定しそうとのこと。

予約ページももう間もなくアップさせていただきます。

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