自然栽培産地の"今"

リアルタイム産地 福岡県みやま市瀬高町 廣井順子さん

ピュアリィ宅配の井上です。
6月25日(木)に代表反後と企画広報の青木と3人で、福岡県みやま市瀬高町で自然栽培に取り組む、廣井順子さんを訪ねました。廣井さんは、女性お1人で、1反強程の畑で自然栽培に取り組まれています。
小雨の降る中、廣井さんは、優しい笑顔で私たちを迎えてくださいました。

廣井さんのご出身は鹿児島。6人兄弟の長女。お兄さん、廣井さん、3人の妹さん、弟さんがいらっしゃいます。関東在住の妹さんは、自然食販売会社で店長として活躍されていますし、オランダ在住の弟さんは、現地で有名な魚屋さん。日本の寿司を握っていらっしゃるそうです!
また、嫁がれたご主人と共に、ご親戚に養子養女に入られ、お養父さまが亡くなり、まだお若くして、ご主人も亡くされたあとも、何年も家を守り続けていらっしゃいます。

さっそく、畑に行くと、多品目の夏野菜がつぎつぎと元気よく生長中です!反後は、8年ほど毎年訪れていますが、初めて伺った私と青木にも、秋作に向けての土づくりの畑も含めて、分かりやすく説明していただきました。失礼ながら、60代の女性が一人でなさっているとは思えない、
「その計画性を持った畑の管理」には、廣井さんの几帳面な性格や、自然を観察しながら、「自然尊重、自然順応、自然規範」という「自然栽培の原理、原則」を素直に受け容れていらっしゃる姿勢が、反映されているかのようでした。畑には落花生、オクラ、里芋、カボチャ等の野菜たちが、梅雨の長雨に負けず、雨に打たれながら、しっかりと生長していました。

また、100年以上経ったご自宅は、塗料には柿渋や、襖紙には手すき和紙などを多用されて、丁寧に暮らしておられます。住空間にも化学的なものは全く感じられず、とても気持ちの良い空間でした。そのご自宅を、もうすぐリフォームするため、同居中の息子さんご家族と一緒にお引っ越し準備中でした。6歳の男の子のお孫さんは、とても廣井さんに懐かれていて、帰ってくると、真っ直ぐに「おばあちゃん〜」と畑に来るのだそうです。とにかく虫が大好きで、図鑑で分からない虫のこともすぐに調べるのだそうです。畑はもちろん、機械、道具にも興味がある男の子。「きっと、いずれこの豊かな自然を再現されている、畑の跡継ぎとなることでしょう!」

最後に、廣井さんは私たち3人のために、お茶を立ててくださいました。
お抹茶が、とてもおいしくて!廣井さんのお心遣いに、とても感激いたしました。

廣井さん。お忙しい中ご対応いただきまして本当にありがとうございました。これから少しずつ畑の夏野菜も入荷してまいります。この産地の想いと共にお野菜たちをお届けできるように、私たちも益々、日々精進してまいります。

文 井上 博貴

<リアルタイム産地> 福岡県朝倉市 岡部達彦さん 訪問

6月25日(木)梅雨の大雨が降り続ける日に、福岡県朝倉市で12年前から自然栽培に取り組む岡部達彦さんの圃場を代表反後と宅配の井上と3人で訪問させていただきました。

「雨は止むよ」と傘をささずに、出迎えてくださいました。なんと、岡部さんの言葉通りに雨は止みました。自然を観察されていらっしゃるからこそ、判断できたのでしょうか!到着早々驚きました。
心地よい風が流れる圃場を数か所回り取材をさせていただきました。

淡い緑の葉が美しいかぼちゃ

空気や水の流れを作る溝

かぼちゃや人参などの夏野菜が栽培されている圃場は土作りから6年目。間引きの時に1回だけ除草されたその圃場は、草が減り、野菜が育ちやすい土になってきたと嬉しそうにおっしゃっていました。
土作りには土の状態に合わせて燕麦やソルゴーを植えて肥毒を抜きながら土を団粒化させていきますが、ライ麦の方が腐植量が多く団粒化を促進できるので今はライ麦を使っていらっしゃいます。

土作りに使うライ麦

岡部さんは「地球が行っていることと同じことを畑にしているだけ。」と謙虚に話してくださいます。
「野菜の根っこは繊細。自然環境の流れで、土作りをしたライ麦が枯れ果てるまで待ち、その後、耕してやる。」と自然に沿ったペースで土作りをすることが基本。そうしたことで、温かく・柔らかく・水持ちが良く・水はけが良い土に仕上がっていく。
作る野菜によっては、柔らかい土では育ちにくいことが分かり、茄子は、土を足で踏み固めると育ちやすいと研究されていました。あえて下層部を固めることでその野菜に合った栽培方法があることに自然栽培の技術論の奥深さが伺えました。

「地球が喜ぶことをやると、地球に応援されているように思える。だから、自然栽培をやると気持ちがいいし、地球に感謝できる。何のためにやってるかと聞かれると、人類の『愛』のため。」と岡部さん。


岡部さんの優しさや人柄が伺える愛の詰まったお野菜。かぼちゃ、人参、おくら、ゴーヤなどの夏野菜は梅雨が終わる7月頃に続々と入荷予定です。お楽しみに。

文 青木 俊博

 

 

 

《球磨郡 あさぎり町& 人吉の自然栽培素晴らしい仲間たち❣️ Vol 1》

おっどろいた〜😃球磨郡の秘境に、自然栽培にナント30年取組むご家族や、仲間がいらっしゃるとは‼️

先週、お邪魔した人吉の「植田和久さん」にナビゲートしていただき、到着したその場所は、まるで南阿蘇や、阿蘇のカルデラを彷彿させるパノラマ。いやいや、ここは、球磨郡あさぎり町。体が喜ぶ、水も空気も澄みきっている。

迎えてくださったのは、「豊永佐代子さん、紀広さん親子さん」72歳と50歳にはとても見えない!元気とパワーがみなぎっている!そして何より、お二人の柔和な感じが、すぐに来訪者を包み込み、初めて訪れた感じがしなくなっていく。

紀広さんの運転で、ほぼ全圃場を案内していただいた!
田植えが終わった田んぼはもとより、スイカから🍉オクラ、ナスなど夏野菜、また、里芋、落花生、これから取り組まれる、黒ささげ、小豆。。。えええええ!こんなに!

そして、豊永さんといえば、「ミョウガ❣️
その手入れの行き届いた畑の美しさ!
よ〜く土の中を見ると、あ!もう出てきてます!
NEW ミョウガたち!「かわいい💕
感動しました🥺

子どもの頃から農業の手伝いはしていた紀広さんに、もともとお勤めだったのをやめて、あえて就農、跡を継がれたきっかけを聞くと、「30年前に、この無農薬無肥料の農法に変わったそのときに、やりたい!と思ったんですよ。それは、理由とかではなくて、これはやりたい!と」そのシンプルな答えに、思わず「素晴らしい!」反後もグッときました😆

そして、今回は、お仲間の「吉田よしさん」もご紹介いただきました!
62歳、女性お一人でされて20年❗️保育士さんを早期退職されて、この無農薬無肥料の農業を、豊永さんたちと一緒に続けて来られました。
保育士の頃、アトピーアレルギーの子たちが多くて、この農業をやろうと心に決めました。そう話された吉田さん。
「草との戦い、その連続だけど、これしか食べられないと、お客さんに言ってもらって、20年続けてきました」
確かに、手が追いつかないとおっしゃる畑には、草との格闘が感じられ、その20年の重みが伝わります。

よし!
この秘境の作物も、ぜひぜひ、わたしにも任せていただいて、たくさんの人に届けたい‼️そう決意を固めて、次回のお約束をしっかりと交わして、次の目的地、人吉市の西 弘敬さんの「敬農吉」へ

《 球磨郡 あさぎり町& 人吉、自然栽培の素晴らしい仲間たち❣️ Vol 2 》

***川上哲治さんの里で自然栽培地域おこし***

先週とは打って変わって、とにかく1週間でこんなに車の🚗交通量が増えるのか😰県をまたぐ移動規制も緩和されて、早朝に出発したけど、ようやくあさぎり町に到着。

前回Vol 1 でお伝えしたように、そこがあまりに素晴らしかったので、ついつい長居をしてしまい😅人吉市の西 弘敬さんの「敬農吉」に到着したときは、すでに13:40。
でもネ❣️人吉市もグングン気温が上がるなか、西さんは、『満面の笑み😄』で迎えてくださった!

西さんとの出会いは、2013年。
現 松岡人吉市長が、まだ市議会議員さんの当時、「人吉に『自然栽培』を広げたい!と、ガンバッテいる方々がいらっしゃるので、流通として、ぜひ、交流してほしい」と、玉東町の西田果樹園、西田 淳一さんから紹介を受け、人吉に伺ったのが、2013年だった。

人吉市出身、巨人軍の名将、川上哲治さんの記念球場もあるからこそ、川上さんの野球⚾️と、農業するなら自然栽培という、その2つを柱とした「地域おこし」をしたいと、ハリキッテおられた!当時の松岡さんはじめとする30代中心のみなさんの爽やかな印象が、今も鮮明に残っている。
自然栽培を始めて間もない、お米や大豆の田畑を丁寧にご案内いただいた。

その後、あっという間に😄松岡さんは、市長に当選!また、人吉市の自然栽培を理解してやりたいという農家さんたちのネットワークも構築されたが、その後紆余曲折を経て、現在は、今日伺っている、植田さんや、西さんたちが中心となって、継続されている❗️振り返ると「7年」
人吉も御多分に漏れず、高齢化の波は次々訪れていて、見渡す限りの農家さんは70代以上。もちろん、40代の植田さんも西さんも最年少の域😅❣️

やるなら「自然栽培だ❗️」その姿勢は7年経っても全くぶれていない。西さんは、農家の跡取りとして、
この辺りの農地は、ドンドン自分たちがやるしかない現状なんですよ。だからこそ、7年継続し、おいしいお米や野菜も取れるようになってきて、その結果を見ている周囲の農家さんたちが、「何も入れてないのに💦何故できているんだ?」って、聞いてくれるようになってきた。その大きな変化に、手応えも感じている👍😊

新型コロナは、大変ではあるけれど、地方の良さも見直され、働き方の見直しも始まった。これだけの景観、空気、水、そしてなんといっても温泉♨️も豊富🙆‍♀️❣️自然栽培の農業を始めとする各産業によって雇用も生む❗️と、西さんたちはこれからの時代をポジティブに捉えている👌

お仲間の、歴史あるお米屋さんのリニューアルも、西さんは、建築を手がけ、そこで手作りして販売するオシャレなお煎餅🍘や、フリかけなどの商品開発にも意欲的に取り組んでいる。あいにく店主は不在でいらしたが、そのお父さんと、野球⚾️やっている息子さんにお会いでき嬉しかった。

西さん、植田さんは、これからに向けてやりたいことが、次々とアイディアが💡湧いてくるようで、彼らと話していると楽しくて仕方がない😄👍

この人吉の産地訪問も、たくさんのパワーをいただき、話がたえなかったが、熊本で、この話を待っているスタッフに早く伝えるために、7月初旬の再会を約束して、出発することにした☀️

植田 和久さん、西 弘敬さん、暑い中☀️お付き合いいただきありがとうございました😊
人吉で、5年もタネをつないで来られた、幻の里芋楽しみに待っていますよ❣️

 

《菊池七城町 自然栽培 小池祐生さん&冨田親由さん》

そして、その宮崎から持ち帰った麦を製粉するため、さっそく菊地市へ向かう。

水車による動力で、丁寧に製粉してくださる「安武精米所」にお願いしに行った🤲いつも優しく迎えてくださって、本当にありがたい🙇‍♀️

そして、菊池の自然栽培といえば、まずは「小池祐生さん!」またまたスッキリスマートになっていらっしゃった!
じつは、堰が壊れ小池さんは、まだ田植えができないという大変な状況にもかかわらず、自分のことより、困った農家さんの人助けも進んでなさっている。

麦も、ご専門の小池さんに、いろいろ教えて頂きありがたかった。今日は、サツマイモ🍠とおいしいお米をいただきに来ました。
いつもの笑顔😄小池さんの優しさに、長旅の溜まっていた疲れも吹き飛んだ🙆‍♀️

次に出向いたのは「冨田親由さん」
冨田さんは「自然栽培全国普及会九州ブロック長」‼️ 宮崎の川越俊作さんが副ブロック長。
ピュアリィは、その九州事務局を、お二人と共に務めさせていただいてきた。

冨田さんとも久しぶりのツーショット❣️

冨田さんとお話ししていると、あっという間に数時間😆 オット!今は田植えでとってもお忙しい。今日は、富田さんの納豆と、預けてあった「森田成子さんのミニトマト🍅」をいただき、また来週!とお約束して、次の山鹿市来民、卑弥呼醤院さんへ!行ってきます。

《宮崎県川南町 友納一義さん、野村健一さんVOl 3》

お久しぶりデス❗️熊本地震前からご無沙汰していた、児湯郡川南町を訪れた。
今年73歳になるとおっしゃっる友納一義さんと奥さまの笑顔は、何年経っても変わらない😄

あいにくの天気だったが、雨の滴に☔️紫陽花をはじめとする沢山の丹精込められたお庭のお花たちが、鮮やかに迎えてくれているようだった😆

今回は、お忙しいなか、川越さんご夫妻も同行してくださった。もちろん、友納さん宅には、お仲間の野村健一さんも来てくださって、とても賑やかに、自然栽培談義に花が咲いた🌸
友納さんが育てられた自然栽培のお野菜を、奥さまがいつもの手料理で、おもてなししてくださって、心もホッコリ満たされる。

なんと、友納さんの敷地内には、「湧水」が‼️
大型の台風に、クヌギ林が飛ばされた被害もあったが、
自然栽培の田んぼには、その美しい水が注がれている。畑も、凛として、「博学」の友納さんの姿勢がそのまま感じられる。
友納さんや野村さんが、自然栽培の師と仰ぐ川越さんの言葉を一言一句逃さず聴いておられる姿勢は、年齢を超えたものを感じさせられて、思わずまた、頭が下がる。

そうだ❣️自然栽培の産地に行くほどに思う。その田畑圃場には、その方のお人柄がそのまま表れており、美しい。

ズッといたい。ここに。そう思わせる「美しさ」
人も、景色も、作物たちも。全てが命の元だ。

名残惜しかったが、川南から、延岡、高千穂、高森を経て、熊本への帰路を楽しむことした。

都城の上田さん、友納さん、野村さんからいただいた「麦」を、大切に、熊本へと運んだ。

宮崎のみなさん、いつもありがとうございます😊

《 川越さんのお膝元、田野町、野崎 親一さんご家族😄 Vol 2 》

川越さんの地元では、着々と自然栽培に取り組む農家さんが、その歩みを確実に、形にしておられます。
その代表は、「野崎 親一さん」です!

野崎 さんご家族も、着実に着実に、自然栽培の可能性を信じて、前向きに一歩ずつ取り組んでこられました!

今回は、野崎 さんの畑を「赤土の畑と黒土の畑の違い」、あるいは、「連作障害は、自然栽培には影響がないこと」などの実験をされている圃場も見せてくださいました。

その結果を出してこられたこと、
そしてそれを詳細に記録されている手書きのノート❗️も拝見して、その継続力に、またまた頭が下がりました。

野崎 ファミリーの温かさに触れ合い、私も宮崎への1人旅の疲れが癒されました。

野崎さん、今日もありがとうございました😊

《 宮崎グルーッと訪問 報告 Vol 1 》

宮崎の自然栽培といえば、この人‼️川越俊作さん😊今や自然栽培野菜部門のレジェンドになってきた。

いったいこの人は、どこまで自然栽培を極めていくのだろうか‼️

川越さんと出会って10年以上、会うたびに、次へ次へと探求していくその姿勢は、本当に尊敬に値する。

そして知る人ぞ知る。彼ほど熱くて優しさに溢れる人もいないなあ😄

川越さん、これからも、ズッとその眼差しで、15年先、その15年先を見据えて、現実的に、この自然栽培の将来を創っていってほしい。

誰もわからない、トップリーダーの苦労と喜びを、自分の糧にしている川越俊作さんを、反後は心から応援しています📣

川越さん、先輩の菊池市七城町の冨田親由さん、そしてベストコンビの福岡県朝倉市の松本一宏さんと共に(笑)これからも、楽しくやっていきましょう❣️

《人吉市、宮崎の自然栽培産地グルっとまわってます‼️》

今日から1泊2日南九州産地めぐりツアーです!まずは、人吉市の【植田和久さん】へ

「お久しぶりデス😄😄」それもそのはず、熊本地震以来⁉️にやっと訪ねることができました!「いつも電話やメールばかりでごめんなさい🙇‍♀️
ピュアリィには、今シーズン、ほうれん草や、玉ねぎを出してくださっています。
「でもやっぱり、人は会わなんねえ〜(会ったほうが、イイね👍☀️)」

植田さんとの出会いは、もうかれこれ8年以上前。
自然栽培を知り、農業をやる!と決められてから、有機農業の農家さんに研修に入られたり、その後も様々な現場を踏んで今、振り返ると、「もう8年だ(笑)」

その植田さんが続けていてよかった!と実感できたその日のことを話してくださいました。
「それは、ある日突然やってきた。」「えっ!土が変わった!柔らかくなった」と、畑に入った瞬間にそう気づく日がやってきたのです。それまでに、なんと、いやーやっぱり、始めてから5年も❗️経過していました。「普通は、途中でやめますよね〜」って、苦労話も、笑い話にしてくださるお人柄。

それまでは、「野菜作り、耕してもらう(機械はお持ちでないので)、草を生やして、草だけでの土づくり」を5年。それからはどんどん良くなって、なんでも出来るようになってきた。平日はお勤め、週末農業、というライフスタイルを、ずっと変えずに守ってこられ、今年で8年めデス。

やっっぱり、こちらでも「継続ですね👍」と意見は一致❗️

2人の仲間と、今年の3月まで「自然栽培野菜、お米、加工品の宅配」をされていましたが、「数が増えてきて、とても大変になってきました。やっぱり生産に専念します❗️」と、経緯を話されました。さらに、ありがたいお言葉「ピュアリィに仲間も紹介して、遠慮しないでドンドン出していきます。」と言ってくださいましたよ。

そして、やっぱり、新型コロナがやってきた意味合いにまで話は進み、
「これからの将来を担う、こど達の体づくりのために!」
肥料、農薬に頼らずとも、力強く生長する野菜作りの大切さを語り合い、
「私たちは、今まで同様、やり続けよう!!」
そう話し、仲間たちとも一緒に会うために、
「また来週22日に私が訪ねることを約束して」人吉を後にしました。

さあ、これから、宮崎県内をまわります😄

【リアルタイム産地】広瀬さんの自然栽培ブルーベリー

今回は熊本県阿蘇郡西原村の広瀬寿美子さんのブルーベリー畑に訪問してきました!30年前にお父様が植えられた樹を、家族力を合わせながら、無肥料・無農薬で育て、守り続けられています。広さは5反。近くには湧水の源泉もある広大な自然の一角に「ヒロセ ブルーベリー園」はありました。500本ほどのブルーベリーの樹が植えられ、剪定は行わず、間引きや草刈りをほぼ手作業でされ、冬には芽を食べてしまう蓑虫がつくので、それも手作業で取り除きます。同じ敷地内にある紅葉を腐葉土として樹の根本に置くこともあるそうです。ブルーベリー園はご自宅の裏にありますが、そこに向かうまでの、紅葉の樹や花々は美しく本当に気持ちのいい空間でした。

広瀬さんは、170年の歴史をもつ古民家のご自宅で、農業との兼業で、民宿業を営まれていました。しかし2016年に起きた熊本地震を受け、家は半壊し、一旦お休みする事に。今もまだ再開はされていませんが、お父様が好きだった家をそのまま残したいという想いと、民宿を営まれていた時の、ご家族とお客様との楽しい時間が人生において最高の想い出と言われるほど思い入れのある場所とのことで、現在もそのままの形で残されています。ブルーベリー園も同じ想いで「家族が愛した場所、それは財産だから、と大切に残していきたい」と伝えてくださいました。広瀬さんは愛情表現豊かで、とてもきさくな方!お孫さんにも「愛してるよ」とよく言葉で伝えているそうです。

家族の愛が一番大事、私が楽しんでいれば家族も喜んでくれる。ブルーベリーの収穫も大変ですが、1粒1粒楽しみながら採っていますよ」と笑顔でお話されていました。このブルーベリー園は、その気持ちが伝わっているからこその、愛情に溢れた、やわらかくて暖かい場所なんだなと感じました。ブルーベリーは6月下旬からおよそ2カ月半収穫をされます。7月下旬から販売開始となりますので、皆様ぜひお楽しみに!!

文 宮川 絵里香

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