2020年08月のアーカイブ

【リアルタイム産地】熊本県大津町 上野升久さん訪問

7月9日(木)、2012年から自然栽培に取り組まれている上野さんの圃場に、代表反後とスタッフの計4名で伺いました。

最初に4年間土作りのために麦を植えている畑を拝見しました。まず上野さんから「ここは、おもしろい」と一言。毎年、収穫前に麦が倒れてしまうそうですが、そうならないよう1年1年試行錯誤を繰り返されています。その中で、麦が枯れるタイミング一つとっても、自然への観察力で結果が大きく変わることなどから、物事に対する考え方が変わってきたと仰います。「自然から色んなことを教えてもらっている。毎日が発見で本当におもしろい。」と、日々自然界と向き合うことで感じる“生き方”の学びを、私たちも勉強させていただきました。

今回の大雨で小屋が壊れていました。それに対しても落胆せずに、「もっと良くなるために、自然が伝えてくれている」と前向きに捉えられていました。起こった事に対して、悲観的にならず、受け入れる考え方は、私たちがこれから生きていく上でも、大切なことだと感じました。

上野さんは、農業経験ゼロからの自然栽培を始めた当初は、作物も思うように育たず、失敗を繰り返しながらも、自然栽培を続けてこられました。

土作り5年目の畑には、ピーマン、万願寺とうがらし、里芋、ごぼう、菊芋など多品目の野菜が植えられていました。土作りをしっかりされているため、雑草もほとんど生えておらず、野菜が育ちやすい土になってきたそうです。

畑の中も特別に許可を頂き、歩かせていただきました。長靴が埋まるほど柔らかく、ふかふかとしています。「今年は、根菜類が素直に育っている気がする」と仰っていて、皆さんに届けられるのが今から楽しみです。

上野さんは農業だけでなく、生き方・考え方にまで自然栽培を落とし込んでいらっしゃいます。また、「次の世代につなげていくためにも、自然栽培をしていく」と、未来を担う子供たちにも繋げていきたいと強く想われています。みんなが繋がり、幸せになるようにと考えられている上野さんだからこそ、おいしい野菜ができているのだなと感じました。

常に「できる!」と前向きに取り組まれている姿勢は、私たちも見習って精進していきたいと思います。

文 関川 礼乃

令和2年7月 九州豪雨災害 支援金募集のお知らせ

令和2年7月 九州豪雨災害 支援金募集のお知らせ

 この度は、被災地域が広かったこともあり、皆様よりご心配いただく声をたくさん頂戴いたしました。心より感謝申し上げます。

被害の全貌は徐々に明らかになっておりますが、日常に戻るには、まだまだかなりの時間がかかります。

そこで、自然栽培全国普及会 九州ブロックとして、令和2年7月豪雨災害の支援金募集を開始いたしました。

皆様ご支援いただけましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

自然栽培全国普及会 九州ブロック 事務局  反後 人美

 

【寄付口座】

銀行名: 肥後銀行 金融コード(0182)
支店名: 紺屋町支店(コウヤマチ) 支店番号 104

預金種類:普通預金

口座番号:1364859
口座名義:かねくら株式会社 代表取締役 反後人美
カネクラ(カ

※お振込の際は、振込者名をフルネームでご入力ください。

※お名前・ご住所・お電話番号をメール、もしくはお電話にてご連絡いただけますと幸いです。

 

<メール> toiawase@nh-purelyshop.com

<電話> 096-288-1561(ピュアリィ宅配)

熊本県上野さんの自然栽培ごぼうが入荷しました!!

熊本県上野さんの自然栽培ごぼうが入荷。
年間で多品目のお野菜を自然栽培で取り組む上野さん。
今年はごぼうにも挑戦され収穫が始まりました。
断面の白さが美しくアクの少ないごぼうです。

ピュアリィお取引生産者産さんの中でも、一・二を争う程の多品目の自然栽培お野菜を作られています。
そして、そのほとんどを自家採種・購入固定種で作り、種からの自然栽培にもこだわっています。
「自然栽培をあたりまえの農業にしたい。自分はそれが出来ると信じているし、これからも自然栽培一本で継続していくことで、発信し続けたいと思います。」
自然栽培に熱い想いを掛け、日々努力する上野さん。
上野さんの情熱が詰まった自然栽培ごぼうをお召し上がりください。

現在お野菜セットにお入れしております。収穫が安定次第販売を開始致します!

▼今週のおすすめ商品

今週のおすすめ商品のご案内です。

①熊本県あさぎり町豊永さんの2019年産 自然栽培ヒノヒカリ

緊急入荷!!

新米まで残り3ヶ月程となりましたが、ピュアリィでは新米まで販売するお米が足りません。。(定期会員様分は確保しております)

そんな中、オクラやミョウガでお馴染みに熊本県あさぎり町の豊永さんより「うちのお米でよかったら少しわけますよ」とお声をかけていただき、急遽販売が決定しました!

豊永さんは本当に安心して食べられるものを作りたいとの信念で、有機農法を経て、無農薬無肥料での栽培を30年以上続けられています。

熊本県南部に位置するあさぎり町は、周囲を九州山脈から連なる山々に囲まれた球磨盆地にあります。

あさぎり町は早朝から午前中は暗闇すら感じるほどの霧がかかり冷たい土地で、午後からは一転穏やかに晴れ上がるとても寒暖の差が激しくお野菜やお米栽培には非常に適した環境です。

良質な水に恵まれた古くからの米どころです。

豊永さんの圃場や田んぼは、標高1400mの白髪岳の山地から流れる宮川内川の山水が流れ込んでおり豊永さんの田んぼが最上流部です。

少量の入荷ですのでお早めにご注文ください!!

 

宮崎県田野町川越俊作さんの自然栽培里芋

「里芋」は作物の中でも育てるのが難しい品目。
そんな中、種採りを10年以上続けられながら立派に出来上がった里芋は、まさに奇跡の里芋。根がびっしりと生えて、生命力に満ち溢れています。

 

③福岡県朝倉市松本一宏さんの自然栽培朝日

福岡県の南東に位置する朝倉市、この地で代々農家を営む松本一宏さん。
慣行栽培、有機無農薬栽培を経て、2007年から自然栽培に取り組まれています。
アサヒは現役のお米の中では非常に古い品種で、現在流通しているお米の中では唯一、人工交配をしていない在来品種でもあります。
また、コシヒカリ、ササニシキのルーツとも言われ、そのおいしさは「東の亀の尾、西の朝日」という言葉もあるほど、多くの人々に認められてきました。
現代農業では作りにくいことから作り手が減り、一部では”幻のお米”と言われています。
ササニシキに比べ西日本の気候に適していることから、稲の姿や、株元がしっかりしていて1本1本が太いため背が高くなっても倒れません。

写真 左ササニシキ 右朝日

 

④熊本県 どれみ村の有機栽培赤玉ねぎ、有機栽培人参

熊本県葦北郡のどれみ村から、有機栽培の赤玉ねぎと人参が入荷しました。
農薬を一切使用せず、有機肥料のみを使用しております。

 

⑤ピュアリィオリジナル 自然栽培うどん

原材料は限りなくシンプルに、余分なものは一切省きました。
九州産自然栽培小麦と塩のみで作り、油も不使用です。
自然栽培小麦は、小麦の香りが高く、製麺してもその香りは食べた瞬間にふわっと広がります。
塩は内モンゴル産の天日湖塩を使用。世界的にも希少な完全天日結晶塩で、砂漠に結晶した岩塩がヒマラヤからの伏流水で溶かしだされ、湖に再結晶したものをそのまま採取したものです。

うどんの太さは、一般的に「細麺」と言われる直径2mmほどの楕円形をしています。
(ゆで時間:7分)
角がなく楕円形なので、茹であがりはつるっとした喉ごし。
お子様やお年を召した方にも食べやすく仕上げました。

【リアルタイム産地】熊本県荒尾市高塚さんの梨園訪問

朝6:30、他のスタッフと熊本駅に待ち合わせて、高塚さんの梨畑のある荒尾市に向かった。荒尾市は熊本県内でも、梨の産地として有名な土地で、向かう道中あちこちで梨園や梨販売と書かれた看板を目にした。祝日の早朝ということもあって、道は空いており、予想よりも早く到着できた。

 

一般道から細い道に少し入り込んで、そこには高塚さんがご自身で基礎から建てたログハウスと、梨畑があった。さっそく畑を案内して頂いた。高塚さんは60歳まで消防士をやられていて、消防士を辞められてから本格的に今の梨園を引き継がれた。


元々は高塚さんのお母様が開墾して、梨畑を作られた。敷地は緩やかな斜面になっており、梨以外にも柑橘類や雑木林、お茶の木などがある。

梨が植えてある区画に向かう通路は草が刈られているが、梨の木の周辺は意図的に草が残されていた。

夏場の気温が高過ぎて、今まで主力だった「新高」という品種は実が煮えてしまい、痛んでしまうことが多くなった。現在の気候に適応するのが難しくなってきているそうだ。

少しでも夏場の高温を緩和するために、梨の木の周辺の草は刈らずに残すことで、日陰を作り、地表の温度が上がるのを防いでいる。地面が露出せず、草に覆われていることで、適度に土壌水分が保たれ、微生物にとっても快適な環境になっている。
そのため梨の周辺を歩くと、土がふかふかで気持ちよかった。草丈が高く、身を隠すことができるので野ウサギのすみかにもなっているそうだ。

以前に比べての、冬場の暖冬傾向、夏場の極端な暑さを考えて、新たに植える梨の木は、「豊水」「あきづき」という品種に切り替えているそうだ。さらに暑さに強いレモン、バレンシアオレンジ、パール柑などの柑橘類も増やされている。

毎年2月から3月に、花がつく前の季節に一度だけマシン油を散布して、カイガラムシの予防をされている。以前はカイガラムシだけでなく害虫による被害が多かったそうだが、草を残すようになり、土壌環境が変化したのか、以前に比べ被害は小さくなり、年間で1回だけの使用に減少した。

畑を一緒に回っていて、梨の葉が虫に食われていたが、「そのくらいだったら大丈夫」と許容されていた。今後は農薬も肥料も使わないでの栽培を目指されている。

最近になって農薬、肥料を使わないで野菜の栽培を始められた。野菜を観察することで、土と根の関係性や、肥料の有無による成長スピードの違いがより分かるようになったそうだ。今年は初めて種とりにチャレンジしたそうだ。

頻繁に近隣にある図書館に足を運んでは、植物に関する論文や文献を読んで、なぜそうなるのか、説明がつかないのが嫌いで、科学的な根拠を調べているそうだ。山歩きが好きで、自然林が残っている山に行っては、梨畑と何が違うのか?観察してヒントを得ているそうだ。

本格的に梨栽培を引きついで5年が経ち、梨畑での観察、野菜畑での観察、自然林での観察、論文や文献から得た知識が繋がり、とにかく今は楽しいそうだ。また梨の収穫が始まったら、伺ってみたいなと思います。

文 宅配 川嶋

《 あさぎり町 産地訪問 豊永佐代子さん、紀広さん 》

美しい!
あさぎり町の、眺望は、言葉では、いい表せないほどの素晴らしさ!
そして畑は、その風土と、農家さんのお人柄を象徴するかのよう。
豊永さんご家族の温かさ、お人柄は、田畑の美しさや、
今いただいている「オクラの凛とした姿」に映し出されています。
「ここにずっといたい!」と思う、その空気を、ぜひ多くの方と共有したいなと思いました。

《 1ヶ月は、あっという間。サイレンが鳴って初めて、あ、今日で1ヶ月なんだと気づくくらいだった 》

昨日は、人吉支援活動& あさぎり町 豊永佐代子さん、紀広さんの産地訪問、及びセミナーでした。6:00出発 7:30人吉市着。
スタッフの宗像、娘のかりんと3人でしたが、宗像一人で運転してくれて、片付けも、除草作業も2人とも率先して動いてくれました。
自然栽培農家の西さんは、自宅敷地内の片付けにメドがつき始めて、田畑の復元に意識はシフトされていました。
ご両親も初めて、長い時間お話しできましたが、片付けの苦労話も「笑い話」に変えて伝えてくださいます。パワフルなご両親です!娘が一緒だったので、お父さんが長く関わっていらっしゃった「藤崎宮秋の例大祭」の話で盛り上がりました。(娘は大の祭り好きですから)
西さん宅に流れ込んできた金物の災害ゴミを軽トラに積込み、田んぼに移動。
1ヶ月近く水にあたらない分、タニシもいなくなり、雑草にまみれる
「1本植え」ですがしっかり分けつした稲を、ぜひ救って、
「タネだけでも残したい!」と除草作業のお手伝いです。
西さんの田んぼ近くの被災者のみなさんとも、交流できました。
西さん同様に大変な被害を受けていらっしゃいますが、
この方々も「笑顔」で、私たちに話すことで、また気持ちに整理をつけられて、前向きに進んでいらっしゃる「生きる力」「たくましさ」を感じてきました!
みなさん「1ヶ月は、あっという間。サイレンが鳴って初めて、あ、今日で1ヶ月なんだと気づくくらいだった。」とおっしゃっています。
私は、熊本地震の時の自分のことと重なり、とにかく、毎日「決めて動く」の連続で、やることだらけでゆとりはなかったけれど、あのときを乗り越えられたから今があるのだと、再認識しました。
支援の形はいろいろですが、やはり、
「人は会うことで、体温を感じて、元気になる」ことを、みなさんとも共有してきました。
「会いたいな!」「困っている人がいるなら助けてあげたい」そう思うとき、素直に行動できる。それが一番だと思います。これからもこの姿勢を大切にしていきます!
そのために、仕事も、時間も共有、調整して、動ける柔軟性のある生き方をする人たちの弊社「かねくら株式会社」です。自然栽培全国普及会九州ブロックとしてのお役目も、ありがたく継続していきたいと思います。
笑顔😊あふれた、いい人生を歩んでいきましょう!
もうすぐお盆です。御霊(魂)が家族のもとに帰っていらっっしゃるのがお盆です。
私たちは、みんな間違いなく父がいて、母がいて、この世に誕生してきました。
そのまた先代の父、母、すべてがいらっしゃったおかげです。
感謝の手を合わせ、1年1度の大切な時間を過ごしたいと思います。

【子どもの発熱のとき、どうしますか?】

こんにちは!

ベジルッツの関川です。

8月に入り、暑さが本格的になって、水遊びが心地いい季節となりましたね。

私の子供の保育園でも、水遊びが始まりました!

それと同時に、風邪も流行っているようです。。。

私の子供も先日、夏風邪を引きました。

朝から38度の熱を出し、昼には40.2度まで上がりました。

熱が高くなり、ぐったりしてきたので、念のため病院に行き、診てもらうと、のどが少し赤いとのことで、夏風邪でした。

帰ってから、睡眠をとると徐々に熱は下がって38度になり、翌日には37度に下がっていました。

もちろん、薬などは一切、与えていません。

子供の体を見ていると、本当に人間には自然治癒力があって、治そう!治そう!と、体が反応しているのが、分かります。

病院では、発熱の際、「解熱剤」を出すところが多いですが、無理に熱を下げるとかえって長引いてしまうことがあるようです。

薬を頼る前に、本当に必要なのか考えてみませんか。

もう少し詳しいお話が聞きたい方、ピュアリィでは、「薬に頼りすぎない生き方」をお伝えするオンラインセミナーを行っています。

ぜひ、一度聞いてみてください。

詳しくはこちらからどうぞ

http://nh-purely.co.jp/blog/5822

また、風邪をひかないためには、日ごろからの体つくりが大切です。

美味しいお米と旬の野菜を食べて、元気に夏を乗り切りましょう。

店頭では、おいしい自然栽培のお米とお野菜がそろっています。

皆様のお越しをお待ちしております。

▼今週のおすすめ商品

今週のおすすめ商品のご案内です。

鹿児島県福元さんの自然栽培里芋(石川早生)

新物の自然栽培里芋が届きました!
福元さんは25歳で、有機栽培の農業法人を経て、2016年に鹿児島県南さつま市にて新規就農。
1年目から、無肥料・無農薬にて里芋、ナス、ほうれん草、大根など作られています。

一切の肥料を使わず、種と土と太陽と雨で育った自然栽培里芋 石川早生は、ネットリとした食感で自然の甘みを感じます。

【里芋の美味しい食べ方】
福元さんの里芋は蒸したり茹でると手で簡単につるっと皮がむけます。「きぬかつぎ」という食べ方ですが、肉質にねっとりと粘りがあり、蒸したときに皮離れがいい石川早生ならではの食べ方です。シンプルに塩だけでお召し上がりください!
その他、煮っ転がしや豚汁、炊き込みご飯やコロッケなどもおススメですよ。

 

【ピュアリィオリジナルの九州産自然栽培麦茶】

暑い時期に飲みたくなる飲み物と言えば、何といっても麦茶。
子供の頃、やかんで母が作ってくれたことを思い出します。
麦茶に使われる麦は、福岡県朝倉市の松本一宏さんの自然栽培二条大麦です。
培期間中一切の肥料・農薬を使用せずに育てた自然栽培。
貴重な自然栽培二条大麦は、焙煎する前の状態から大麦の豊かな薫りが漂うこの上なく上質な麦。
一粒一粒の実がしっかりと詰まっており、見た目以上の重さを感じました。
麦茶はカフェインを含まないので、小さいお子様や妊婦の方も安心です。
暑い時期はもちろん、涼しい時期はホット麦茶などにされてお楽しみください。

熊本県菊池市冨田さんの自然栽培大豆を使った納豆は

なんと!!7種類の大豆を使用し作られています。

7種類の大豆が調和し、濃厚で大豆そのものの味も濃く一度だべれば癖になります。

是非一度ご賞味ください☆

 

④熊本県八代市 稲本薫さんの 自然栽培 アキタコマチ

い草の産地として、緑豊かな水田が広がる八代の地。
ここに”自然栽培米の巨匠”と呼ばれる八代を代表する自然栽培米農家の稲本薫さんがいます。
無肥料・無農薬歴35年以上。
常日頃、「自然栽培米を作ることで、地球の浄化を行いたい」と語る志熱き生産者です。
稲本さんは熊本日日新聞で35回にもわたり連載をされ、【自然栽培米作り、1年目から農薬いらない】を単行本化され多方面から注目を集められております。

噛めば噛むほど美味しさが際立つアキタコマチ
地球環境のことを常に考えて自然栽培米つくり行い、日々実践されている稲本さん。
お米作りでは、稲本薫さんの名前のごとく”薫ような本物の稲作り”目指しています。
稲本さんの自然栽培米は、炊きあがった瞬間の米の薫り香しく食欲をそそります。
そして、何杯でも食べられほど噛めば噛むほど甘味とうまさが際立ちます。

 

『リアルタイム産地』九州豪雨 人吉災害支援 ー自然栽培農家たちの決意と未来のためにー ④

文 宅配  松田 奈三

毎日のようにテレビや新聞などで状況を把握しているつもりでしたが、実際に目の当たりにした現状は、想像を超えるものでした。

今回片付けのお手伝いを行う西さん宅に到着すると、伺っていた通り1階部分は水に浸かっていたことが露わになっており、家の前の田畑には土砂が積もり、車が数台埋まったままという状況に、まず衝撃を隠せず立ちすくんでしまいました。しかしながら、一番驚いたのは、そんな現状の中でも私たちを笑顔で快く迎えてくださった西さんの姿です。

その笑顔に応えたい!と素直に感じ、他のボランティアの方々に混じって作業を始めました。「作業小屋を使えるようにしたい」という要望に沿うよう、小屋の前に埋まっている軽トラックを土砂から出してどかし、作業小屋の土砂を掻き出し、使用できなくなったものを処理する。

行う作業はすぐに把握できたものの、土砂を掻き出す作業は思った以上の力仕事で、まずここで自然の偉力を見せつけられます。

また、当日は幸い晴れ間の見える天候でしたが、暑さと土砂の重さとぬかるむ足場に「こんな中、日々片付けに追われるご苦労は、想像できないくらい大変なものだろうな」と現地の方々のご苦労を、痛感しました。

作業を終えた後に見せていただいた自然栽培の里芋畑は、周りの田畑同様、土砂に埋もれている中にも、しっかりと自立した里芋の葉が立派に育っています。思わず「すごい!!」という言葉にならないような想いがこみ上げてくると同時に、「○○が無いと・・」とつい発想してしまう、人間の愚かさや弱さを受け止めなければ・・と思いました。

「自然って、本当にすごいもんですね」と仰る西さんの言葉には、自然の怖さも、再生する希望も含まれていて、どうかこの里芋畑は無事に収穫できますように・・と祈る気持ちで後にしました。

今回現地に行き強く感じたのは、辛い状況の中、笑顔でいらっしゃる西さんと仲間の方々の希望と強さでした。一人の力は微力ですが、人と人とが助け合うことのエネルギーの強さや尊さを感じずにはいられません。

まだまだ日常へ戻るには、莫大な時間がかかるだろうと思います。

そして人吉に限らず、全国で被害が広がっている今、それぞれができる支援を今後も続けていき、希望の持てる未来を作っていけたらと思います。

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